1章3話

○ 神楽坂・住宅街・戦闘中

咲良  
「はあ? オレの電撃が吸収される、だと?」

六月  
「まさか、未来を見た……?」

咲良  
「(はっとして)てめぇ、『預言者』か!?」

ナイトメアがうぞうぞと集まってくる

六月  
「しまった、ナイトメアが集まる――」

一章二話・予言中と同じ会話(ここから)

六月  
「ナイトメアが一つに固まった!?」

咲良  
「ちょうどいい、まとめて薙ぎ払ってやる」

咲良が魔法を発動しようとする

六月  
「やめてください、この結界内でその魔法は大きすぎる」

咲良  
「うるせぇ、邪魔するなら一緒にぶっ殺す」

一章二話・予言中途同じ会話(ここまで)

六月  
「『予言』かもしれない」

咲良  
「(考えて)……ちっ」

咲良、魔法をおさめる

咲良  
「なら、先にナイトメアをやるまでだ。邪魔すんなよ」

六月  
「共闘って言葉、あなたにはないんですか!?」

咲良  
「(鼻で笑う)ハン」

戦闘を始める六月&咲良

咲良  
「こいつ、触手型かよ。キモい」

六月  
「鞭みたいな動きが厄介だな……」

ナイトメアは鞭のようなものを伸ばして、ヒロインを狙ってくる

六月  
「このナイトメア、やっぱりあの人を狙ってる……っ」

咲良  
「仲間だと思ってる、の間違いだろ」

六月  
「そうは思えない」

咲良  
「甘ちゃんだな」

六月  
「俺は、彼女を守ります」

咲良  
「勝手にしろ。ナイトメアは、オレがやる」

咲良が電撃を飛ばす

六月  
「な……っ! いま、彼女をわざと狙いましたね!?」

咲良  
「(鼻で笑って)ナイトメアを狙っただけだ。ナイトメアを呼ぶほうが悪い」

六月  
「くっ……こうなったら、とにかくナイトメアを倒さないと……!」

戦闘継続
咲良は雷撃つきのトンファーで殴り込み
六月は触手を盾で受けながら切り込み

柊   
「……う……」

柊   
「俺は、平気……君は……」

柊   
「君は――(はっとして)君は、誰だ……?」

柊   
「わからない……いったい、何が――俺はいったい……自分のことも、わからない……?」

柊   
「俺は、君のことを知ってたのかな。……わからない……でも、君を守れたのなら、それで、いい気がする……(気絶)」

六月がナイトメアを切り捨てる

六月  
「よし……!」

咲良  
「ちっ、人の獲物を奪いやがって」

六月  
「譲りましょうか」

咲良  
「いらねぇ。てめぇがやったんだろ」

六月  
「――とにかく、このナイトメアを捕獲します」

六月(咒文)『ドリームキャッチャーシステム起動』

ドリームキャッチャー文様を魔法で空中に表示する六月
ドリームキャッチャーは合成音風

ドリームキャッチャー『ナイトメア捕獲。――確認。オーバー』

ナイトメアが吸い込まれる

咲良  
「てめぇにはそのナイトメアをくれてやる。――オレは、こっちをもらう」

咲良が魔法の電撃を準備する

咲良  
「女。ナイトメアは敵だ。ナイトメアを呼ぶヤツも敵だ。
いまここで、ナイトメアと一緒に殺す」

六月が割って入る

六月  
「させません。この人は違います」

咲良  
「邪魔だ、どけ」

六月  
「どきません」

にらみ合う二人